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秀岳館vsいなべ総合を見て思った甲子園で勝てるチームの要素

秀岳館が終盤流れをつかんで勝利しましたね。

しかし今回の試合、いなべ総合もまったくチャンスがなかったわけではありません。
むしろかなり得点できた機会は多かったように思います。

では、秀岳館が勝利をつかんだのでしょうか。

見ていて感じたのは、この3つです。
1.攻撃の失策
2.守備時の切り替え
3.戦術の確実遂行性




1.攻撃の失策
いなべ総合がチャンスを作ったのは6,7,8回。
いずれも得点圏までランナーを進めていました。


6回は無死一塁で相手が犠打処理の際の悪送球をし、それをみたランナーが3塁へ向かおうとします。
しかし一塁手は送球を後ろにそらさず捕球していたため、2塁ランナーがアウトになってしまいました。

その後中前安打が出ていたのでもしランナーが出ていれば一点返せていた場面でした。

7回、8回はチャンスでフライを上げ、三振を喫してしまい得点できませんでした。
進塁打を打てば内野ゴロでも一点入っていただけにもったいなかったですね。



2.守備時の切り替え
秀岳館はピンチのときは躊躇なく投手を変えていましたね。
豊富な投手陣がいたことで出来た戦略ですが、
カウントが途中であっても変えていく思い切りの良さはさすがでした。


3.戦術の確実遂行性
終盤に得点を重ねたシーンでは、確実に犠打を決めていました。
チャンスをしっかり広げていくのは重要なポイントですね。



どうでしょうか。

余談ですが、8回の秀岳館攻撃時、
二死2,3塁の場面で二塁ランナーが走り、
途中で転ぶという戦術はニヤっとしました。

昔、法政二高も智弁和歌山相手に一塁三塁の場面でやってましたね^^






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