ajec's BLOG

「ちょっとだけ、誰かに教えたくなる」がコンセプト。

改悪されていくSNS -twitterの歴史を振り返る-

ビジネス的に仕方ない面もあるとは思うけど、
徐々に使い勝手が悪くなっていくのは、SNSの定めなのだろうか。

ということで、twitterの歴史を振り返ってみたいと思う。

2006年7月15日
twitter開設

おお、なんと今年は10周年だったのか。
140字に限定したことで人々(特に日本人)は書き方の工夫を凝らしていくのだった。
その結果、数多くの面白いツイートが生まれていった。




2010年1月
公式RT

netafull.net

これまで設置されていなかった。RT機能が設置された。
それまでは ○○だよねRT:@xxx △△なう と、アプリを使うと引用することが可能だったのだ。
それが、とにかく公式を使うことを推奨する流れになり、引用という新たなスタイルが出てくるまでは主流であり続けた。
今もだけど。
良かった点は、東日本大震災のときに非公式RTだと同じ情報ばかりで埋まってしまうという問題を回避できたことくらい。
しかし、ここからtwitterはとりとめのない情報をだらだらと呟いて誰かの反応を楽しむツールから、
皆で同じ情報を共有するためのツールへと変わっていったような気がする。

2010年4月9日
公式アプリ

www.itmedia.co.jp

それまではブラウザか非公式アプリかの二択だったところに、
twitter社がアプリに本格参戦。
前身のアプリをベースに作っていたので期待度は高かったものの、そこまですでに出ていたアプリに勝てるインパクトはなかった印象。

さらにtwitterの良さであるサードパーティアプリの多さについて、
”公式”が出たことによる他アプリ切り捨てへの不安や怒りが現れた。
www.itmedia.co.jp

確かにその後電車内等でみるiPhoneは、どれも”公式”アプリを使用している。
その不安は見事に的中してしまったのだろうか。





2011年7月13日
日本語ハッシュタグ

r25.jp

最初は「#アイコンがしゃべりそうなこと」とか「#○○にありがちなこと」など
大喜利っぽく使われていた印象。
しかしいつの日からか、「○○な人はRT」「自分が好きな人はRT」「××なひとはお気に入り、△△な人はRT」
と、共感を集めるためのツールと化していった。
やっぱり共感路線じゃねーか!

その結果、日本語ハッシュタグをミュートする方法が話題になったり。
Janetterを使って日本語ハッシュタグを非表示にする方法


2011年7月29日
TLにプロモ配信開始

Twitterが「プロモツイート」開始、タイムライン内に1回だけ広告表示 -INTERNET Watch Watch

2011年というのは、一つの転換点だったのだろうか。
twitterもついに広告に乗り出す。
それはそれでいいんだけど、自分に全く関係のないプロモしか流れてこないため、
ただのうざい機能になってしまった。

2015年11月4日
fav→いいね

gigazine.net

この日、twitterに衝撃が走った。
これまで親しまれてきたfav(ふぁぼ)機能が姿を消し、
謎のハートマークに取って代わられてしまったのだ。

twitterの成長を共に見守ってきたfav機能。
Favstarやふぁぼったーという自分のツイートが何人からfavされているかをしるツールが
マストアイテムの時代があった。
5個貯まることを「赤ふぁぼ」と呼んでいたものだ。これはふぁぼったーで5個favを得ると、そのツイートが赤に変わることからきている。





というわけでtwitterは10周年を迎えたわけである。
これからも新たな革新()に邁進していただきたい。

アクセスカウンター