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2016年 プロ野球ドラフト 投手をランキング採点!1位は...?

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こんにちは。
今回はドラフトにかかった投手のデータをもとに、ランキングを作成しました。

評価方法は、球速・防御率・被安打率・奪三振率・四死球率の5項目をもとにして、
偏差値で数値化しています。
その偏差値を合計し、平均した数値で順位を付けました。
成績について、高卒は甲子園等の、大卒・社卒は在籍中のリーグ成績を参考にしています。

では10位から行ってみましょう。





10位:寺島 成輝(履正社高)ヤクルト ドラフト1位

球速:150
防御率:1.05
被安打率:4.21
奪三振率:7.71
四死球率:2.81

ここでまず寺島が来ましたね。
夏の甲子園では優勝候補と目されるも、
残念ながら優勝はなりませんでした。

成績としては、被安打率の数値が素晴らしいですね。
ヒットを打たせず、点を取らせないピッチングに期待がかかります。
ヤクルトとしても、今後エースとなる存在であることは間違いないでしょう。
期待したいですね。

続いて9位です。


9位:柳  裕也(明大)中日 ドラフト1位

球速:150
防御率:1.84
被安打率:5.90
奪三振率:10.55
四死球率:2.68

競合の末、中日が引き当てた柳選手です。
やはり何といっても奪三振率に目が行きますね。
9イニング当たり10奪三振を超えてくるあたり、かなりの実力があるといえるでしょう。

中日としては、投手王国の再現に欠かせない選手といえそうです。

続いて8位です。


8位:尾仲 祐哉(広島経大)DeNA ドラフト6位

球速:150
防御率:1.06
被安打率:5.69
奪三振率:9.33
四死球率:2.31

ここで意外な選手が出てきました。
一つの数値が突出しているわけではないのですが、
全体として高い数値で活躍していることが分かります。
身長は172センチと小柄なようですが、最速150km/hと実力はありそうです。

DeNAとしては、左腕王国が着々と築かれつつある中で、期待の右腕として活躍を期待されそうですね。

続いて7位です。





7位:山岡 泰輔(東京ガス)オリックス ドラフト1位

球速:152
防御率:1.83
被安打率:5.72
奪三振率:8.92
四死球率:1.83

オリックスによる単独指名を受けた山岡選手。
社会人No.1とされる実力通りの順位に着けてきましたね。
注目すべきは四死球の少なさです。
一試合当たり1.83個というのは、中々のコントロールだといえるでしょう。

エースとされる選手たちが苦しむ現在のオリックス
即戦力としての活躍が期待されます。

続いて6位です。



6位:高良 一輝(九産大日本ハム ドラフト3位

球速:147
防御率:0.76
被安打率:4.77
奪三振率:10.81
四死球率:1.93

球速こそ出ませんが、通算成績がいずれも高数値をたたき出しています。
奪三振率の高さを見ても、様々な緩急を駆使しつつ、変化球を投げ分ける投手なのではないではないかと推測します。

今年日本一に輝いた日本ハムとしても、ローテーションの一角としての活躍を是非とも期待したい選手なのではないでしょうか。

続いて5位です。




5位:古谷 優人(江陵高)ソフトバンク ドラフト2位

球速:154
防御率:1.96
被安打率:4.70
奪三振率:11.74
四死球率:4.50

何と甲子園の出場経験がない古谷投手。
しかしソフトバンクから堂々の2位指名です。

球速MAX154km/hはロマンが溢れますね。
それだけでなく被安打率、奪三振率も光りますね。
やや与四球率のスコアが低いですが、育成に定評のあるソフトバンクで下積みを積むことで、
球界を引っ張る投手に成長する可能性は非常に高いといえます。

続いて4位です。





4位:廖 任磊(開南大)巨人 ドラフト7位

球速:156
防御率:1.50
被安打率:4.50
奪三振率:10.50
四死球率:4.50

ここで巨人の隠し玉、廖選手が入ってきました。
まさかの4位です...。(笑)
台湾の大学に通っていた影響もあると思いますが、
それでも規格外の身体からして、大きく期待できる投手であることは間違いありません。
球速もMAX156km/hを記録しており、素材としては一級品です。

2軍が優勝した巨人で、その才能を一気に開花させてほしいですね。

続いて3位です。



3位:小野 泰己(富士大)阪神 ドラフト2位

球速:152
防御率:0.85
被安打率:5.72
奪三振率:11.93
四死球率:3.15

ここで阪神の小野がランクインです。
ドラフト前から大学生投手としては、非常に注目されていた選手の一人です。
1位指名でもおかしくない実力の持ち主といえるでしょう。

特に奪三振の多さには目をひかれますね。
阪神からは奪三振王が近年多く誕生しています。
その系譜を継ぐ投手となれるのか。期待ですね。

次は2位です。



2位:藤平 尚真(横浜高)楽天 ドラフト1位

球速:152
防御率:0.69
被安打率:6.92
奪三振率:13.85
四死球率:3.46

高校BIG4ともてはやされた中でも実力のある藤平投手が2位です。
甲子園では優勝を飾ることはできませんでしたが、
その凄さは多くの人の目に焼き付けられたのではないでしょうか。

楽天が単独指名に成功しましたが、競合が予想されていたうちの一人です。
横浜高校のエースで活躍したプロ選手というと松坂がいますね。
投げ合いは実現するのでしょうか...。そのあたりも楽しみです。

いよいよ...1位です。





1位:田中 正義(創価大)ソフトバンク ドラフト1位

球速:156
防御率:0.37
被安打率:3.72
奪三振率:9.25
四死球率:2.23

やはりこの人。今年のドラフト最大の目玉、田中投手です。
防御率0.37もさることながら、MAX156km/h、
被安打率は僅か3.72と圧倒的な実力を見せつけています。

そして四死球も少ないのが特徴的ですね。
今年は惜しくもリーグ優勝を果たせなかったソフトバンクにとって、
エース候補筆頭格として期待されているのは間違いないでしょう。

というわけで、以下のようになりました。
10位:寺島 成輝(履正社高)ヤクルト ドラフト1位
9位:柳  裕也(明大)中日 ドラフト1位
8位:尾仲 祐哉(広島経大)DeNA ドラフト6位
7位:山岡 泰輔(東京ガス)オリックス ドラフト1位
6位:高良 一輝(九産大日本ハム ドラフト3位
5位:古谷 優人(江陵高)ソフトバンク ドラフト2位
4位:廖 任磊(開南大)巨人 ドラフト7位
3位:小野 泰己(富士大)阪神 ドラフト2位
2位:藤平 尚真(横浜高)楽天 ドラフト1位
1位:田中 正義(創価大)ソフトバンク ドラフト1位

なかなか前評判通りのランキングになりましたね。
彼らの活躍に期待です!!

なお、詳細な数値は下の様になっています。

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数値参照元
http://draftrepo.blog47.fc2.com/



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