デジタル遺品 残されたデータをどうするべきか
今朝NHKで特集されてたので。
「デジタル遺品」
この言葉を聞いて何をイメージするだろうか。
HDDに保存されている大量のデータの話かな、と思ったのだが今日の特集は違うらしい。
FXなどの損失についての話らしいのだ。
確かに株なども電子化されている現在、
手続きをしないとあっという間に大変なことになってしまうような気はする。
今日話題にしたいのは、「SNS」と「オンライン/オフラインデータ」について。
www.digimonostation.jp
あなたは、何歳まで生きるつもりだろうか。
何歳だとしても、今日死ぬかもしれないということは可能性としてあることを忘れてはいけない。
なんにしても、準備は大切ということだ。
でもSNSは、実際に自分の身近な人がなくなるまで想像していなかった。
父親が亡くなったとき、スマホは母親がパスコードを知っていたために解除できた。
しかしSNSはパスワードがわからなかったのだ。
しかしやはり夫婦というものなのだろう。
見事パスワードを当て、ログインすることができたのだ。
そのため死を惜しむ友人たちに対してコメントを返すことができた。
だがずっと大切にしていたノートパソコンは、
今も開かず仕舞いで、父の机の上に置いてある。
おそらくそこまで大したものは入ってないだろうが、
そこにあるはずの存在は非常に遠く、永久にかかわることのできないものになってしまった。
残された家族としては空虚感である。
自分ならどうするだろうか、と考えたときに考えたのは
HDDにデータを移しておくことだ。
家から持ち出さないHDDにすべてのデータを同期しておく。
これでひとまず問題ないだろう。
特にみられて困る画像や動画(笑)が入っているわけではないので、
そこは安心だ。
だがSNSはどうするべきだろうか。
どちらかといえば見られてほしくない。
だけども、知り合いには何とかして
死を伝えるべきなのか、と悩む。
この情報からすると、
FacebookやTwitterはアカウントの存在を知られていることで
公開されてしまうようだ。
恐ろしい...。
Facebookは別にどうでもいい。
非公開投稿が公開にならなければいいが...。
Twitterは自分が死ぬことが分かってきたら
消しておくべきか、それとも最期まで残すべきか...。
Evernoteは安心。
家族にも中身を知られることはないらしい。
ここまで書いて気付いたことが一つ。
スマホが指紋認証を利用していることだ。
つまり、遺体が残っていれば解除は可能になってしまうということなのか...?
そうなれば、ログインパスワードが保存されているため
すべての情報が明るみに出てしまう。
それはちょっと困るんですが...。(笑)