【動画】学生vs教師(?)信頼関係の有無で結末はこんなにも変わるのか...という話。
先日、福岡県の私立高校での教師に対する暴力が話題になった。
日本史の授業中にタブレット端末の利用をやめないことを教師が注意したところ、
逆上して足を何度か小突き、その後二度も蹴り飛ばしたのだ。
その様子をクラスのメンバーはただ笑うだけで、咎めるものはいない。
教師は馬鹿にされる対象であり、
そこに敬意というものは存在しないように思われる。
授業中に講師を蹴った疑い、高1逮捕 動画が拡散 福岡:朝日新聞デジタル
そんな中、また別のある動画が
Twitter上で大きく拡散されている。
うわあやばい懐かしい
— けいちゃん (@0425keichan) 2017年9月28日
そろそろこの季節やん pic.twitter.com/QGM65gbcq6
一見すると、教師にドッキリを仕掛け、それに対して怒られているかのような動画。
しかしこの動画には続きがある。
あの時にこうへいが逆ギレしてる意味わからんかったけど今見返してもわからんかったわ。 pic.twitter.com/0qZWCoLZHP
— けいちゃん (@0425keichan) 2017年9月28日
なんと先生の方がクラスの「共犯者」であり、
逆ドッキリの仕掛人だったのだ。
ドッキリを仕掛けられた学生のホッとした表情には思わず頬がゆるんでしまった。
このドッキリの良し悪しは別として、
二つの動画には大きな違いがある。
それがタイトルにもある「信頼関係」だ。
教師がこのようなドッキリに参加してくれるということは、
日頃から密なコミュニケーションが取れているからこそと言えよう。
もし全く信頼関係がなければ、このような仕掛けに参加させよう、
という気が起こることはまずないだろう。
学生の日常生活の中に、教師が溶け込んでいるからこそ、
一緒に面白い事をやろう、と持ち掛けることが出来るのだ。
一方で全く信頼関係がなければ、文字通りの学生vs教師となってしまう。
お互いに敵同士という認識しかできなくなってしまうのだ。
どのようにすれば、このようなコミュニケーションが取れる学校になるのかは分からない。
しかし、形はどうであれ、双方の信頼関係が出来ている学校というのは、
問題が起こる率も自ずと下がるのではないか、と思わされた、そんな動画たちだった。