【くも膜下出血】人事は一体何をしてるのか、という話。【残業】
またしても犠牲者が出てしまった。
28歳の男性が死亡の3か月間に184時間の残業、直近2か月は80時間超の残業により亡くなった。
残業が原因でくも膜下出血になり、亡くなる方はこれまでにもいる。
2018年1月には40代の教員女性が128時間の残業で死亡しており、
新潟県教委:40代女性が勤務中死亡 時間外が125時間 - 毎日新聞
2016年8月にも40代のコンサル男性が250時間の残業で死亡している。
残業250時間、管理職扱いで残業代ゼロ...くも膜下出血で死亡した男性に労災認定 - 弁護士ドットコム
なぜ同じ過ちが繰り返されるのだろうか。
それは人事の管理不足が原因ではないかと推測する。
通常であれば、HRシステムを導入し、残業管理などは行われているのが当然といえよう。
教員はわからないが、少なくともコンサル業等においては、
このようなシステムが入っていない会社などないのではないか、と思う。
それなのに同じ過ちが繰り返されるのは、
人事の怠慢であるといえる。
現場で働く社員は、死に物狂いである。
納期に間に合わせるため、休日、休憩返上で働く。
上司の立場ともなれば、
部下の育成をしつつ、自分の業務を遂行することになり、
業務内容は格段に増すことだろう。
そんな、必死な彼らに歯止めをかけるのが、
人事の役目なのではないだろうか。
周りが見えない彼らに、休みを取ることを進めることこそが、
人事の役割であり、責任である。
それができないのであれば、その人事は仕事をしているとは言えない。
一刻も早くこの問題が解決され、
さらなる犠牲者が出ないことを望む。